先日、尊敬する元上司のインタビュー記事が大手新聞に掲載されました。
グローバルファームの日本法人社長として、長らくトップを務めている方です。

同じ職場にいた頃は、毎日のように、多くの海外オフィスからのビジターが、元上司の場を訪れている場面に遭遇しました。
また、昼夜を問わず、連日海外とのテレコンに参加される姿も記憶しています。

その時の元上司のコミュニケーションは、今も強烈に印象に残っています。

それは、日本語でも、英語でも、常に、明確なメッセージが込められ、そのメッセージを論理的かつ簡潔な表現で、伝える様子です。さらには、その姿には、常に自信がみなぎっていました。

中でも、英語でのコミュニケーションは、印象的でした。
それは、ノンネイティブスピーカーとして、日本人がグローバルな舞台で、英語環境で仕事で成果を出していくための、目指すべきゴールと言えます。

ノンネイティブスピーカーは、どんなに英語環境に身を置き、海外に10年、15年と住んだとしても、ネイティブスピーカーのようにはなりえません。

日本に長年住む外国人の日本語には、20年たってもアクセントが残り、また語彙・表現にも限りがあります。日本語を母国語とする私たち日本人の日本語との間には、明確な違いが残るでしょう。

私たちの英語コミュニケーションも同様です。
このことからも、私たちが目指すべき英語コミュニケションのゴールは、ネイティブスピーカーのように流暢に話すことではないことは明らかでしょう。

そのゴールとは、
明確な意見を、論理的に、簡潔な表現を使い、堂々と、伝える力を身につけることです。

これがベリタスの目指すゴールでもあり、コーチや受講者の皆さんがが一番大切にしていることでもあります。

先日掲載されたインタビュー記事には、1つの写真が載っていました。
それは、元上司が、20代後半になり、本腰を入れて英語学習に注力した時から使用した英和辞典の写真です。

英和辞典 写真


ボロボロの辞書が意味していることは、
近道せずに、地道に取り組むことの大切さでしょう。

子供のころに、母国語を学ぶ際は、
周囲の大人と「話す・聞く」を通じて、"自然に" 言語を習得することができます。

一方で、大人になってから、第二言語を習得する際には、
そのようにはいきません。
地道に、辞書を引き、意味を丁寧に理解し、語彙・表現を積み上げる。
論理的に英文を書き、筋道立てて話す訓練を繰り返す。

上記のような、努力の積み上げが、
ノンネイティブスピーカーとして、グローバルな環境で、活躍するうえでの
必須アプローチと言えます。

写真の解像度が低く、一層古びて見えますが(笑)
ボロボロの辞書には、
大事なメッセージが込められています。

エネルギーを与えてもらった、こちらの写真に感謝しつつ、
本ブログでも紹介させていただきます。