今朝、Appleの新商品発表会がありました。

iPhone 6S、iPhone 6S plus、iPad Pro、新Apple TVのなかで、
個人的に、 Apple TVに、一番興味を持ちました。

普段、自宅で、ほとんどテレビを見ないのですが、、、
お茶の間に、新しいデバイスが加わることに
ワクワクしてきます。

電車のなかで、
発表会の動画ダイジェストをみていたところ
もう一つ、興味を持った点がありました。

それは、プレゼンテーション時に、
Tim Cook CEOが使った言い回しです。

それは、
新iPhoneを紹介する場面でのことです。

"I am thrilled to introduce to you new iPhones today."

直訳すると、
「本日、新しいiPhoneをみなさんにご紹介するにあたり、私はゾクゾクしてます。」

英語らしく、前から話者の意志を表現して解釈していくと、

「私はぞくぞくしています /  みなさんにご紹介することについて / それは新しいiPhoneを、です。」

Apple CEOらしく
その場の観衆たちの期待を膨らます
絶妙な表現ですね。

それは、冒頭に

"thrilled"

を持ってきているからです。

一般的に、私たちが、職場で目にする表現は

"I am pleased to introduce" (「私は嬉しいです/ みなさんに紹介することについて」
"I am happy to introduce" (「私は幸せです/ ~ 」)
"I am excited to introduce" (「私は興奮しています / ~ )


表現を強調しようとすれば、
私たちは、単純に、形容詞の前に

"very"
とか
"extremely"
とか

強調の副詞を
を挿入しがちです。

"I am very pleased to introduce" (「私は非常に嬉しいです/ ~ 」
"I am very happy to introduce" (「私はとても幸せです/ ~ 」)
"I am very excited to introduce" (「私はすごく興奮しています / ~ 」)

しかし、

"very"
"extremely"
など

を加えた表現は、、、
伝わるけれども、

臨場感がでない。。。

"thrilled"

と一言で表現するあたりが、
なんともAppleらしく、

Jobsの言葉を借りると

"simple” で ”elegant"
な一文だなぁ、と
感心してしましました。

自分も機会があれば、
是非、トライしてみたい表現と思いました。

早速、メモをしておきたいと思います。